衣笠彰梧『ようこそ実力至上主義の教室へ2』(MF文庫J)の感想になります。
※ネタバレを含みます※
衣笠 彰梧『ようこそ実力至上主義の教室へ2』(MF文庫J)
新ヒロイン佐倉の登場、そしてBクラスやCクラスの面々も登場していき関係性が加速していく
あらすじ
生徒の全てを実力で計る、完全実力主義の教育学校・高度育成高等学校。
最底辺のDクラス所属の綾小路清隆は、心優しき美少女・櫛田桔梗に懇願され、Cクラスの陰謀で停学の危機に陥ったクラスの不良・須藤を助けることに。
隣人たる堀北鈴音にも声を掛けるが、彼女はなぜか消極的。
聡明な鈴音から唯一示されたヒントは、クラスメイトの地味少女・佐倉愛里の存在。
事件の鍵を握る彼女を追跡するうち、清隆達は愛里の隠された秘密に気付き……。
さらにはBクラスの謎の美少女・一之瀬も加わり、須藤の救済に挑む!
大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録第2弾!!
2巻となりますが、中間テストが終わってひと段落ついたかと思いきや、またもやDクラスの問題児である須藤が一悶着を起こして、そこから他クラスが介入したりなどどんどんDクラスだけでなく学年全体としてのスケールに波及していった部分も面白かったですね!
またもや事なかれ主義の綾小路が裏では事態の解決のために暗躍したり、示唆するような形で解決に当たっていくのですが、まだ綾小路の思惑や根底にある思想が明文化されていなくて、その点も更に気になってきますね。
ここまで事なかれ主義と言っておいて、最後には思惑通りに進んでいる部分がピーキーすぎて、確かにDクラスの中でもピーキーさが表面化した時に一番扱いづらそうですね...
後は佐倉やBクラスの一之瀬など新しいヒロインも続々と出てきて、この作品だといわゆるラブコメ的な正統派な形で進むことは難しい気がしますが、(ヒロインも主人公も一癖以上ありそうなので...)その点でもどう物語が進んでいくのかが楽しみですね。
渦中となった須藤はこれからも同じ問題を起こしそうではありますが、今回のことをきっかけに少し行動に起こす前に自分が他者からどう見えているかを振り返って欲しいですね。
流石に素行で問題が起きるみたいなものが連続すると読む側としても厳しいし、Dクラスが次のステージに進むためには絶対に克服していかなければいけない部分ですしね。
次巻も気になりすぎるので、早いうちに読んでいこうと思います!一巻の感想も書いてますので、合わせて読んでみていただけると嬉しいです!
また気になった方は是非本作も読んでみてください〜。
