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【感想】羊太郎『古き掟の魔法騎士IV』(ファンタジア文庫)

羊太郎『古き掟の魔法騎士IV』(ファンタジア文庫)の感想になります。

※ネタバレを含みます※

羊太郎『古き掟の魔法騎士IV』(ファンタジア文庫

三代公爵の裏切りと帝国の侵攻、エンデアやフローラも動きを見せる中、ついに物語は佳境へ。

あらすじ

新しい春が訪れ、王立妖精騎士学校も新学年が始まった。アルヴィンたちも2年生に進級。後輩たちに尊敬されながら、さらに修行を重ねる日々……しかし、そんな王国に激震が走る。西の軍事大国・ドラグニール帝国が、王国に対して属国となるよう告げてきたのだ。使者として現れたのは第一皇子のウォルフ。圧倒的な武力による侵略に、動揺した王国では裏切り者が続出。さらにウォルフは……「アルヴィン、俺は貴様の秘密を知っているぞ?」王国の危機に、シドは何も答えない。今一度問われる、王としての覚悟。アルヴィンは、王国に起死回生を呼び込めるか!?

「古き掟の魔法騎士IV」羊太郎 [ファンタジア文庫] - KADOKAWA から引用

いきなり物語が動き出しましたね。進級して後輩絡みのメインエピソードがあるかと思いきや特になく、隣国の軍事大国が攻め込んできて決闘の末、アルヴィンが女であることがバレてしまうという。この危機をきっかけにアルヴィンの王としての覚悟が問われていくのですが、覚悟を決めたのは良かったですね。いよいよ物語も終盤となりエンデアとの決着がつきそうなのも楽しみです。

 

三大公爵家もこの帝国の侵攻のため裏切っていたのですが、一瞬で出番終わりましたね...伝説の騎士の子孫ということでもう少し子孫関連で何かしらあるかと思ったのですが全然なかったし、最後で一気に塩になって消えたしで、その点は弱かったのが残念。

ウォルフも初恋がアルマ姫だったエピソードは良かったのに、どこからフローラの策略で狂っていたのが分からず執念に対する過程が弱すぎた、何か普通に正常っぽい会話していたし...

 

次巻が最終巻のようで、更にエンデアの出自が明かされたことでいよいよ敵との因縁もクライマックスですね。果たしてアルヴィンは王へとなることができるのか。前巻の感想も書いてますので、合わせて読んでみていただけると嬉しいです!気になった方は本作も是非読んでみてください〜。

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