衣笠彰梧『ようこそ実力至上主義の教室へ 3年生編2』(MF文庫J)の感想になります。
※ネタバレを含みます※
衣笠彰梧『ようこそ実力至上主義の教室へ 3年生編2』(MF文庫J)
Cクラスの面々との交流が増えていく中で、それ以外の伏線が張り巡らされていく
リーダーと認められた綾小路。これまで関わりのなかったCクラスの面々、島崎や吉田、白石、西川たちとも交流を深めていく。そんな中、謎に包まれた新たな試験が発表された。与えられたのは2つの情報「明日から新たな試験が始まる」「詳細発表は一週間後」のみ。様々な試験の可能性と対応を即座に話し合うなど優秀性を発揮するCクラス。
一方堀北たちAクラスは春からのダメージが蓄積し茶柱に当たるなど、結束することができない。しかし堀北もクラス、生徒会の問題を一人ではなく軽井沢や櫛田、伊吹に相談するなど成長を見せ始め――。シリーズ絶好調!生徒たちの想い入り乱れる、3年生編第二弾!
「ようこそ実力至上主義の教室へ 3年生編2」衣笠彰梧 [MF文庫J] - KADOKAWA
から引用
本作も安定して面白かったのですが、意外と前巻などに比べて落ち着いていた印象を受けました。比較的動きが小さい特別試験だったこともありますが、綾小路以外の各クラスのリーダーの成長や綾小路の新たな感情の発露など以外にも学園外からの刺客などの新たな動きを感じさせる展開も多くて面白かったと思います!
今回は詳細不明の特別試験でしたが、堀北の視点も多く描写されており特別試験での高円寺との対話や生徒会業務、綾小路の秘密の一端に迫るなど、成長を見せており綾小路の物語と対称的に裏主人公として物語を進めていっているのが熱いですね。しっかりと個の力としてだけではなく、クラスや生徒会、友人などの面々の力を借りて成長していっているのが尚良いです。
そして未知の感情モンスターの綾小路がひよりへの恋心が芽生え始めて、確かめずにはいられない綾小路の姿が恐ろしすぎますね...軽井沢の恋愛の結末を見てから、もうハッピーエンドがどうしても想像できないのでできればこの先の展開はなるべく想像したくないのですが、不安あり楽しみありといった感じです。
白石と七瀬の邂逅や、石上と堀北の出会いなど、それぞれが綾小路を中心として迫っていき学園内外を巻き込んだ展開になっていくのが楽しみすぎますね!前巻の感想も書いてますので、合わせて読んでみていただけると嬉しいです!また気になった方は是非本作も読んでみてください〜。
