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【感想】ドラマ『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』4話

ドラマ『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』4話の感想になります。

※ネタバレを含みます※

ドラマ『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』4話

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コンビニ嫌いの偏屈爺さんが一人の少年と出会い、周囲に優しくなっていく心温まるエピソード。

あらすじ

コンビニ嫌いの大塚多喜二(光石研)だが、テンダネスでいつも一人で食事をしている小学生の南方ひかる(渋谷いる太)と出会う。ある日、運動会に来られない父のことでからかわれていたひかるをかばい、「わしが爺さんだ。二人三脚にはわしが出る」と多喜二は宣言してしまう。二人の特訓が始まる。そんな時、純子(街田しおん)は体調を崩し、多喜二はあたふたするが志波(中島健人)とひかるの助言が病と夫婦の絆を癒してくれる。

『コンビニ兄弟』第4話 偏屈じじいのやわらかたまご雑炊 | 福島民報デジタル から引用

今回はとても感動しましたね...。それでいて見終わった後に胸がじんわり温かくなる回でした...。コンビニのイートインスペースに居合わせた偏屈な昭和おじいちゃん・多喜二と片親家庭の小学生・ひかるが、まるで本物の祖父と孫のように仲良くなっていく様子が愛おしくて、気がついたら涙腺がゆるんでいました。そしてひかるとの出会いから妻や周囲、そして嫌いだったコンビニとも向き合い、どんどんと自分含めて優しくなっていく過程がとても良かった...映像で見ると改めて感動できました。いつもそこにあるコンビニだからこそ人が集まって、物語が生まれるという良さがありますね。


コンビニ嫌いで仏頂面の多喜二が、ひかるが友達から「どうせお父ちゃん来ないんだろ」とバカにされているのを見て思わず「俺が出ることになっててね」と"おじいちゃん"を名乗って割り込む場面は自分と向き合っているきっかけとなり胸を打たれましたね。今まで子育てにろくに関わってこなかった男の中にも、ちゃんと"お父さんらしさ"は息づいていたんですよね、それが娘からの一言やひかるへの悔しさがきっかけとなり次第に目覚めていくという様子が良いですね。そしてついた嘘を本当にするために二人三脚の特訓が始まるわけですが、ここにツギが颯爽と現れて指導してくれる展開には笑いましたね。なんでも野郎は二人三脚まで教えてくれるみたいです。


妻・純子の言葉も刺さった部分があって、仕事一筋で家庭を顧みなかった多喜二に謝罪されたとき「そういうあなたにしたのはわたしよ」と返す純子。責任を夫だけに押し付けず、自分も夫婦関係を作ってきた当事者として向き合う姿勢が互いが互いを尊重していて良かったですね...。相手を思って飲み込んできた言葉、見て見ぬふりをしてきたわだかまり、それぞれが積み重なって夫婦というものは出来上がっていくんだ、というこのドラマのメッセージが静かに、そして確かに伝わってきました。そして多喜二が体調を崩した純子のために、不器用ながらもコンビニの雑炊をアレンジして台所に立つ場面。あの"偏屈じじいのやわらかたまご雑炊"を食べて純子が笑顔になるシーンはほっこりとしましたね。コンビニ嫌いだった男が最後にコンビニの存在に救われるというこのドラマらしいオチを感じました。ひかると多喜二の関係性、多喜二と純子の関係性、コンビニを通して描かれる優しくも暖かなエピソードで今回も感動しました...。


夫婦関係や親子関係に少し疲れを感じている方に是非観てほしい一話でしたね。昭和の価値観で育った親世代の方にも、またその世代の親を持つ子世代の方にも、それぞれ刺さるものがある気がします。重くなりすぎずホッコリ系でまとめてくれるので、仕事終わりにほろりと泣きたい夜にもぴったりでしたね。コンビニを普段あまり使わないという方も、このドラマを見ると「いつもそこにあるコンビニ」の見え方がちょっと変わると思いましたね。

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いつもは主にミステリやホラー、ライトノベルの小説の感想を書いております。人の感想から読みたい作品を決めたりすることもあるので、小説好きな人や同じ趣味を持つ人は是非仲良くしていただけると嬉しいです!それではまた次の記事でお会いしましょう〜。

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