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【感想】ドラマ『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』5話

ドラマ『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』5話の感想になります。

※ネタバレを含みます※

ドラマ『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』5話

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光莉の息子が不倫を疑うところから恒星とその親友の悩み、そして初恋も...愛と恋とが芽生える5話。

あらすじ

母・光莉(田中麗奈)が知らない男性と一緒にいるところを見た恒星(齋藤潤)は不倫を疑い、同級生でテンダネスのアルバイトの三隅美冬(朝日奈まお)とこっそり尾行する。美冬に好意を持っていた恒星だが、美冬が恒星の親友・小関(岩田奏)を好きだと知る。テンダネスではミツ(中島健人)やツギも彼らの恋を見守り、それぞれが愛について語る。一方、店には樹恵琉(嵐莉菜)が何故か嫌っている神崎華(石川恋)がやってきて…。

『コンビニ兄弟』第5話 愛と恋と、肉まんとあんまんと | 福島民報デジタル から引用

いやぁ、青春でしたねぇ〜...。「愛する」とか「好きになる」というのが不器用で、なおかつ思春期の学生にとっては難しいことというのが改めて伝わってきましたね。恋愛だけではなく、親子の愛、親友との絆、そして自分自身との距離感などがテンダネスというコンビニの小さな空間に、そういった感情がぎっしりと詰め込まれた回でした。誰かを好きになること、でも届かないこと。それを受け止めながら、それぞれがゆっくりと前へ進んでいく。観終わったあとには温かさと、少しの切なさを感じましたね。

 

恒星は三隅のことが好き。でも三隅は小関が好き。そして小関は三隅のことをどこか「しんどい」と感じている。この三角形は誰かが悪いわけでも、誰かが正しいわけでもないというもどかしさ溢れる三角関係でしたね。小関の「ごめんなお前好きだったのに」と恒星に言うシーンやチコの写真を誰にも理解されなかった小関の孤独とひとりで抱えていた重さ、そして恒星だけがその悩みに気がついていたというのも良かったですねぇ、親友との友情が初恋を上回った瞬間のように感じ青春の侘び寂びを感じました。

三隅が恒星に「自分語りが好きなの?ウザい」と言うシーンでは結構言い過ぎのように感じてしまいましたが、彼女の背景を知ると両親の不倫と離散、おばあちゃんとの生活など他者の感情に敏感になりすぎて、さもありなんと言ったところでしょうか。高校生らしい未熟さですが、確かな傷があり「冷静」と言われた小関が傷ついたのと同じように、三隅自身も感情の扱い方をまだ学んでいる途中なんだよなぁ、と思春期全開の青臭さを感じましたね。

そして今回の食べ物関連のである店長が三隅と光莉にあんまんを差し入れするシーンは言葉は多くないのに「人との距離感」が滲み出ていましたね。誰かが泣いているとき、急に正論をぶつけたり、原因を解決しようとしたりしない。ただそばに座って、あんまんをかぶりつく。これも愛というもののひとつの正解な気がしました。ツギがチーズをかけた肉まんを恒星と小関に振る舞うシーンも、恋に敗れた恒星と改めて親友となった小関との二人の良い友情が描かれていて良かったですね。

 

恋愛ドラマにありがちな「付き合った・別れた」の展開よりも、人と人の間にある微妙な距離感や感情の機微を楽しみたい人に強くオススメしたい内容の一話でしたね。青春の痛さ、親子の愛し方、友人という不思議な絆などをじんわりと味わいたい夜に、ぴったりのドラマだと思いました。派手な演出はないけれど、だからこそ登場人物ひとりひとりの言葉がずっと耳に残って良かったです。

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いつもは主にミステリやホラー、ライトノベルの小説の感想を書いております。人の感想から読みたい作品を決めたりすることもあるので、小説好きな人や同じ趣味を持つ人は是非仲良くしていただけると嬉しいです!それではまた次の記事でお会いしましょう〜。

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