伏瀬『転生したらスライムだった件 23』(GCノベルズ)の感想になります。
※ネタバレを含みます※
伏瀬『転生したらスライムだった件 23』(GCノベルズ)
リムルの復活、ヴェルザード、イヴァラージェ、総力戦となる激戦の中、創造神までもが復活する。
あらすじ
リムルの帰還により、俄然やる気を漲らせるテンペスト陣営。
そんな中、リムルはヴェルザードから衝撃の事実を告げられる。
それは戦いの根本を揺るがしかねない情報であった。
一方、イヴァラージェも不穏な動きを見せ、事態はますます混迷を極めていく。まさに総力戦。皆がギリギリの戦いを強いられる中、全ては一匹のスライムに委ねられた。大人気転生ファンタジー、ついに本編完結!
転生したらスライムだった件 23 | GCノベルズ | 夢をつかむ、次世代型ノベルレーベル
から引用
いやぁ〜、ついに完結してしまいましたね。なんだかんだ初期の方から追っておりこのボリュームのある大作が完結するのは感慨深いものがあります。内容も最初から最後まで面白く500ページを超える大ボリュームに、今までの集大成を飾るような総力戦とリムルのインフレ具合、最後の決戦とタイトルを回収した見事な終わり方には大満足です、とても面白かったです。
リムルが帰還しヴェルザードとギィとの戦いが行われるも、やはり優秀なシエルさんとギィのおかげで無事ヴェルザードを取り戻すことに成功、ギィとヴェルザードの告白シーンは良かったです、もう夫婦やん...
そこからイヴァラージェの力で人型になったスイム、ハバタキ、カケアシ、この総力戦は熱かったですね。カレラの一閃(にのまえ)とかいう剣の深奥である一振りは厨二心をくすぐられる描写で特に好きでした。
ルミナスも周りがどんどんインフレしていく中でトワイライトとの戦いで記憶を思い出して自身の真の力を取り戻すとともにスキルを進化させていたのは流石魔王...見た目がかなり好きなキャラなのでキャラ的に強さが置いていかれなくて安心でした。
当初はイヴァラージェが不穏な動き方をしており、ラスボスになるのかと思いきやまさかのヴェルダーナヴァの復活、そして今までのことを改心したフェルドウェイ、一瞬でリムル信者となっていた変わり身の速さは面白かったです!
更にヴェルダーナヴァがヴェガやジャヒル、コルヌを復活させハバタキたちとの融合をさせる離れ業で更にリムルの魂を奪い、ベニマルまでもを侵食し、イヴァラージェも剣で縫い付けて記憶を植え付けるなど絶体絶命に見えたが、流石はリムル、ギジコンを利用し魂がないのに動くというヴェルダーナヴァを上回るチートぶりでかなり盛り上がりましたね。仲間を害されたたら本気を出すのもリムルらしくて良かったし、一瞬焦りましたがシエル無しでもスキルを駆使して戦うのは最強にふさわしい姿でした。
リムルとラミリスの力で復活したベニマルの挿絵が入った戦闘シーンも格好良いし、いざルシアとの対話などを行い元の心が戻ったヴェルダーナヴァにも同情しましたが、そこからのヴェルダーナヴァを吸収したイヴァラージェが自身に名付けを行い、ルヴェルジェという存在となるも焦りが全然なくて緊張感もあまりなかったのですが、竜種を剣にする展開は王道的で熱かったですね。停止世界云々などインフレにインフレを重ねた結果リムルとシエルの最強コンビらしい戦いの終結の仕方で個人的には満足でした。
エピローグで描かれたシズさんを現実世界に帰してあげて、そこから悟がシズさんの孫だと判明するシーンは流石に嬉しいサプライズすぎましたね。終戦後のテンペストがあまり描かれておりませんでしたが、外伝で描かれていくのかな。終わった後も楽しみがある最高のシリーズすぎますね...
後書きを読むと本編は完結したものの外伝が発売されていくということで楽しみです。同日に発売された番外編も楽しみなので、この後すぐ読んでいきたいと思います!気になった方は是非本作も読んでみてください〜。
